『笠間峠』


2006/08/02
標高: 470m


所 在 地:奈良県宇陀市室生区〜三重県名張市


今回の旅行は1泊2日で和歌山へ向けて行くことに決めた。そもそも、前回の旅行からだいぶ間が 開いてしまったのは、毎日のように降り続いた雨では、さすがに林道は危険すぎるので行くことが 出来なかったからだ。 辛抱たまらず7月の中旬に長野方面へ向かったのだが、中央道・19号・153号が崖崩れで通行止。 おかげでナウシカに出てくるオウムの大群よりも多いと思われる程、国道には何キロにも及ぶ止ったまんまの トラックの長蛇の列。それはそれは凄まじい光景だった。 なんとか県道で塩尻まで向かったものの、あちこちで水は吹き出しとるわ、大渋滞だわで大変。 結局どこにも行けないまま、数時間の渋滞に飲まれて帰ってきただけ。 塩尻まで高速代を払って渋滞にハマりに行っただけっちゅー無駄な1日になってしまった。
そんな訳で長野方面の林道は壊滅的な状態だろーと、今回は和歌山へ行くことに決めたのだが・・・。 とりあえず最初の峠はここ。ちょっと出発が遅くなってしまったが、到着したのは10時前。 めずらしく晴れた峠を満喫するとしよう。



名阪国道の神野口ICで降りてからスタート。
笹間峠まではまだまだ距離がある。



すぐに峠っぽいとこへ着く。
でも峠らしいモノは何もない。



ゴルフ場の横を抜けて行く。



ちなみに7月に長野に行った時の様子。塩尻峠に来るまでに何時間かかったと思っとんだあああ!



峠から繋がる道は2つとも土砂崩れで通行止。しかたなく脇にあった林道 鳥居平線を通ってく。 どこへ繋がっているのかもわからないまま進んでいると、いきなり前の前の車が立ち往生。なにしとんだと 思ったら道が思い切り陥没。その後立ち往生していた車はUターンしたが前のパジェロは陥没部にタイヤを 落とし傾きながら抜けて行った。さすがパジェロだと思いながら自分もチャレンジしたがさすが軽、 陥没部にタイヤを落とすことなく通れた。



チロルの森周辺の様子。反対車線にはもの凄いドロの山。滑りまくって面白すぎ。ここへ来る途中も 物凄い量の水が噴出して、消防団の人やらが土のうを積んでいた。



へろへろになって県道14号から帰って行く。横を流れる天竜川は荒れまくり。 いたるところの橋は通行止めになっていたが、一箇所は崩れる寸前になっていた。てか崩れとるか。



道は改修されたっぽくて新しいが、案外曲がりクネっている。






集落に出て分岐が出てくる。
確か右前方に進んで行った。






あちこち曲がって行く。ナビがあってえがったえがった。






この交差点は左。
前方にはいい道が作られている。



暗くて見え難いが、通行止とかなんとか書いてある。






また交差点。右は違うっぽかったので直進気味の方へ進む。



こんな看板じゃわからんて。



なんか工場とか民家とか出てきたけど・・・。



って思ったら通行止の看板。 でもこの先へ進まないと峠には行けないのでちょっと進んでみることに。



で、トラ柵の数メートル先が峠。



振り返るとこんな感じ。



峠には着いたので引き返してもよかったが、崖崩れで通行止らしいので その現場まで行ってみることにした。早々に放置車両。



てか、狭っ。こんな狭い峠道は久しぶり。もードキドキ。



狭くて通行止にしている割には、なんでこんなにもきれいに草を刈っているのだろう?



なかなかえぐいヘアピン。



あっ、ここが崖崩れ現場ですか?



楽しいヘアピンまみれ。



ここらで動画。こんな狭くヘアピンまみれの道ではきつかった。






だいぶ下りて来てからの景色。まーぼちぼち。






黒田坂ってのがあった。なんなのかと思ったが、東大寺と関係のある道らしい。



最後にトドメのヘアピン。一発では曲がれない。



ちょっとした広場みたいなのがあったので何かと思ったら砂防ダムだった。



黒田坂は延々と続いている。最近は雨の影響で山ヒルが大量発生しているらしいので、 こんなとこ入った日にゃ血ぃ吸われまくられる。



ここでトラ柵が道の真中に現れた。



普通に退けて無事脱出。



出たところは三叉路になっていたがどれも細い道。
1番太そーな道を行く。



こんなとこにも放置車両。えらく古い感じだ。
他にも農作業の機械が捨ててあった。






確かこの写真の左側に石碑かなんだかあった。






と、通れませんが・・・。
この後すぐ退けてくれたので問題はなかった。



ここで国道165号に出て終わる。




後書き
最初の写真から合わせれば50分もかかってしまう道のりだが、峠から三重側に抜ける楽しい道のりは 20分ぐらい。峠にはこれと言って何も見当たらなかったが、道はかなり楽しめる。対向車が来たら確実に アウトなので、覚悟を決めて行くことをオススメする。




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